雨。 ジャニーズWEST
こんにちは〜!
梅雨がやってきましたね。
学校、会社帰りどしゃぶりで誰か迎えにきてくれないかな〜なんて言葉を聞いて、季節に沿ったテーマ!わーい!
雨の日に会うならどこで?いつ?どんな?だれが?(桐山くんの昔のソロ曲思い出しました)
こちらも短めで
それでは、どうぞ〜
あっちゃ〜…。大学の講義終わり、建物の外は土砂降りで、傘を忘れた事に凹むのはもう今シーズン3度目。「もはや雨に好かれてるんじゃ…」
今日はともくんの家にお泊まりだっていうのに、足止めを食らってしまったわたしは、駅までの雨をどうしのごうかと考えてみる。
…売店の傘は売り切れみたいだし、ゲリラっぽいから待つしかないんだろうなぁ…
駅までは歩いて5分もないし走る?と思いつつ、とりあえず校舎の出口まで来たところで、30分はやみそうもない雨はどうにもならないんだけど。…ん?
ガラス張りの扉の向こう側、見慣れた派手なパーカーに明るい髪の毛
「ともくん!??」びっくりして思わず扉をあけると「んおー、お疲れ、傘忘れてる気がしてたから迎え来た。」ひょいっと手に持った傘をみせながら笑うともくんに「ありがとう」と微笑むと、「ほな、帰ろっか」といつもの癖で差し出される右手に「繋いだら相合傘できないよ?」と大きめの傘を指させば、そっか。と笑って傘を開くともくん。
「どーぞ!」と言うお誘いに、お邪魔しますと入り込んでそっと腕を掴むと、自分から言葉にした相合傘なのに周りの目線が気恥しい気がして顔があつい。
「俺の彼女なんやから前向いとき。他の男に見せつけるいい機会やしな」
さらっと真顔でいうからなおさら暑くて。
「あ〜でもそんなに可愛い顔を見んのは俺だけでええかな」
そう言って少しだけもたげた傘に当たる雨音で心臓の音が聞こえないといいんだけど。
こういう照れてしまいそうなワードを
当たり前にふつーに言いますね、彼はね。
「メンバーやろ」
「むかえにきて」
そんな連絡があったのはほんの10分前。珍しく仕事終わりに傘を忘れたらしい淳太くんからだった。
先に家にいていいからと会社で渡された鍵で扉を閉め、駅へ向かう。そんなに遠くないからと、上着も置いて来ちゃったけど、ちょっと肌寒いかも。
淳太くんのぶんの傘、適当に持ってきたけどこれでよかったかな?
朝から一応雨予報がでていた今日は、駅の軒下に待ってる人はすくなくて。携帯で電話しながら佇む彼はすぐに見つかった。
【もって、きたよ!】と口パクで知らせると、「はい、あさってまでなら間に合うので、調整しておきます」とどうやら上司への返事を返しながらニコッと笑ってくれた。
電話を切り「ありがとう、傘忘れてたから助かったわ」という淳太くんにはいっと傘を手渡す。
「なに、俺の分もってきたん?その傘で十分やろ」
さっと私の手からも奪い取った傘の半分に立って
「何のためにワザと忘れたと思ってんねん」と笑うから、家に呼んだところから計画的に進められていたことに気づく。
「いかにも家からすぐ出てきました、って格好で走ってくるの可愛かったけど。薄着やと風邪ひくで」
そう言ってトレンチコートをはおらせる淳太くんはスマートで、襟元をなおすついでに降ってきたキスに驚く暇もなかった。
「はは、ひっかかったな。ほら、はよ帰るで」
手を引かれて帰る足元はドキドキでふらついてしまいそうで、「ずるい」て返すのが精一杯だった。
犯行理由→どうしても相合傘したかったから。
たまにはお迎えがほしい淳太くんとか、車じゃなくて電車な淳太くんもいい。
今日はお二人で!梅雨が開けそうなころ、ジャニーズWESTから夏が届きますね!
ハイブランドの最先端に通ずる衣装のおーさか☆愛・EYE・哀もいいですが
Ya! Hot! Hot!のあのダンスシーンの衣装が良すぎてたまらないです。
楽しみ〜!