なないろ惑星

7つの惑星の発見は私達に希望をもたらしたのではないかという考察をもとにゆるゆるしてます。ついったーを開設しました。@7iro_planet

夏のせい。② ジャニーズWEST

この記事は、ジャニーズWEST 重岡大毅くん藤井流星くん小瀧望くん神山智洋くんの弟組でお送りします。

 

 

兄組(中間淳太くん、濵田崇裕くん、桐山照史くん)は下のリンクからどうぞ。

 

mstho7.hateblo.jp

 

 

 

はちがつがおわった…。

 

 

それでは

 

どうぞ〜

 

 

 

 

重岡大毅

 

「暑いかな〜」ぼーっと窓の外を見ながら独り言を言ったとおもったんだけど、「暑いよ」後ろから返ってきた答えに「だよね〜…」またぽやーっと返しておく。

 

8月に入り日照りは今まで以上で。部屋の中の快適温度は素晴らしく、お盆休みの仕事がないのをいいことに1歩も外に出なかった。

 

「外に出んねやったら夕方以降な。」

家のなかにいてずっと寝ていたわけでもなく、本を読んだり料理をしたり片付けたり。早めにお盆休みだった大毅が掃除をしてくれていた分わたしはやりたいことをやり尽くした。まぁ、そのお陰で今の身体はこの暑さのなかに放り込まれるのはあぶない…だろうな…

「はぁい…」今すぐ買い物に出たい気持ちは堪えて言う通りにする。

 

窓の外を見ていてもしょうがないので、ソファで雑誌をみている大毅の隣に座る。「温泉見てるの?」気分で買ってきたらしい雑誌は温泉地の特集されたものだった。「うん、おもろいで。温泉によって温度とか効能もやけど、色違うとか。景色もすごいとこあるよなぁ」目線はずっと綺麗な露天風呂に注がれている。邪魔しちゃおう…なんて悪巧みの前に、素直に誘ってみようか。

「今度温泉行く?お休みあわせて」「ええの?」そっとあげた顔は、久しぶりの温泉に嬉しそうで。「いいよ。次の休みは連休だから。」「わかった、予約しとくわ」

 

こうして何か約束が決まると嬉しい。何にもない日だったからこそまったりしながらこうして話と結局どこかいこうって。

嬉しくなって、「どこがええかな〜」と呟く大毅の名前をよぶ。「ん?」顔上げた唇ににそっとキスをしてみたりして。

 

 「えらいご機嫌ですね?」

 

そんな風に笑われると、えへへ。としか返せないけど

 

「煽ったんそっちやからな」

 

そういって腕を引かれて気づけば色っぽい目をした大毅の膝の上なんて夏が、終わらなきゃいいのに。

「買い物、夕方付き合ってくれるって言った」

ちょっとだけ強がった言葉は

 

「日沈んだらって話や。それでええやろ」

 

ふたりきりだと強い彼にいとも簡単に壊されてしまう。夏が暑すぎるせいだよ。

 

 

 

 

 

亭主関白バンザイなとこある。ふたりきりならいいんだね??だね???

お互い考えてることが通じあってる関係が、重岡くんはとても楽なんじゃないかな?と。

 

 

 

 

 

 

藤井流星

 

 

暑いな〜。そう思いながらもちょっとした軒下のかげをたどって歩けば日差しだけは防げる。「こっちのめっちゃおいしそうやん!」ちょっと先の方ではしゃぐのは望くん…と重岡くんだ。「2人とも元気だね…。かき氷いいね〜」そう返せば、今度はもう一つ先のお店のゼリーに目を奪われている。

「せっかくの京都やからゆっくりあるけばええのに」

ドキッとした胸を抑えて振り向けば、のんびりとあるいてくる流星が見えた。

「めっちゃ騒ぐやん」

そんなことより距離が近くないだろうか。何故かぴたっと腕が触れてる流星に、心はふわふわと浮つき、手先は真夏の外にいるというのに冷えてきたように感じる。

「なぁ?」

そのまま見つめてくる瞳にとても耐えられそうにない。明らかに心臓がドキドキしている。

「そう、ですね。」なんとか返事をしながら左肩の感覚を何度も思い出した。

疲れたな〜なんてことになって鴨川の河川敷に降りてみる。水の近くまで遊びに降りた望くんと重岡君のおかげで、ふたりきりになってしまった。もう、いま告げてしまおう。

「あの、流星…くん」なに?という瞳に負けてしまいそう。「…好き…です。」そう言った瞬間の、ちょっとだけ眉の下がった困り顔に苦しくなった。

 

 

 

 

「…っ!はぁっ……」

 

ちっ…ちっ…と秒針の音が聞こえる。深夜2時すぎ。もう1回息を吐いたところでほっぺたに涙が落ちてくる。「えっ…?」ぐすっと鼻をすすると「…どしたん」ギシ…と隣に寝ていた流星が起き上がる。

 

寝ぼけ眼の彼が少し驚いた顔をした。「汗ぐっしょりやで。」タオルでおでこを拭いてもらいながら、だんだん思い出してきた。力が抜けて流星の胸に顔をうずめる。「やな夢…みた」そのまま甘やかしてくれる体温を感じる。「流星のこと、大好きで。頑張って告白したの。」「うん」「困った顔してた…流星。振られた…」めちゃくちゃキツかった。胸の奥がぎゅーーーって締め付けられて、消えてしまいそうなくらい苦しかった。

「俺のせいやん」

笑いながらもポンって頭を撫でてくれる。

 

「起きて安心した…」そう言えば「そっか」という落ち着きが気持ちの波を抑えてくれる。そっと離れて後ろ手をベッドにつけるとそのままこっちを見つめる流星は、綺麗な顔だ。本当に美人な彼氏。たしかにこの顔も大好き。でも夢の中の自分に改めて気付かされた。好きな人だから近づくだけであんなにドキドキして、息も止まりそうだった。今もそうだ、そうじゃなきゃ、こんなに愛おしくない。

 

「ほんじゃあ寝よ」

 

落ち着いた呼吸を聞いてそういう彼に、そっと抱きしめてもらいながら横たわって深呼吸する。おでこにちゅっと音がして顔をあげれば

 

「夢の中の俺のぶん?ごめんって」

 

真夏の夜の夢はハッピーエンドだって。誰かがいってたっけ。

 

 

 

 

 

 

彼女が一方的に夏の夜に浮かされてましたが、やな夢みたって、甘え方流星くんはされてみて欲しいなぁという願望。

かっこいいからドキドキするのと、好きな人にドキドキするの、全く違うんですよね。レベルが違う。顔が美しいので彼女は自分の気持ちがどっちなのか疑いたくなりそう。

っていうか、彼女が寝巻きでちょっと汗ばんでても理由が理由だから何も思わないのが藤井流星

シェイクスピアの「真夏の夜の夢」は最後本当にハッピーエンドです。

 

 

 

 

 

神山智洋

 

 

「え、今日も外でんの?」インドアを年々極めつつある彼も、誘えば外にも出てくれるのでこの夏は割と外におでかけした。わたしもアウトドア派ではないけど、今日から連休だと知っていたので今日も遊ぼう!というとびっくりする彼に「じゃーん!」SEを自分でだしつつあるものを渡す。

ぼくのなつやすみ…」

「そう!夏といえばこのゲーム!ぼくなつ!なつやすみしよ!」

あっけにとられているともくんを引っ張り、テレビにゲームをセットする。

「舞台は1980年代の瀬戸内海、お母さんの出産のために預けられたボクくんになって、田舎での生活を満喫するゲームになっています!」「うん、それは…わかるん…やけど…?」思わず笑いだしたともくんにつられて笑いながら「アウトドアに付き合わせすぎたので…」と理由を話すと

「そんなんええのに、だってめっちゃ楽しかったで?いい意味で振り回してもらったし。俺の彼女やん?やから全然苦じゃなかったしむしろ思い出たくさんできて感謝してる。」

さらっとこんなこと言うから私はいっつも甘えてしまうというのに。

「…ありがとう。」照れてしまいそうな頬を抑えるより「だいすきー!!!」抱きついて隠してしまう方が早いだろうと飛び込めば。

「俺もすきやで」とやんわり包み込んでくれる。

 負けだ。いっつもこうだ。思い切ったことをしても、結局甘えてばっかりだから包み込まれてしまう。甘えずにどうやって好きって言うんだっけ。

 

 離れてうーん、と考えても良案なんか浮かばない。正直、アウトドアで大人っぽい水着も着てみたし、ショッピングデートでちょっと露出の多い服を選んだり、色々やった。やったけど…ともくんは狼狽えない。夏だから!と大胆になりすぎるのもだめ?

「どしたん、ぐるぐるしてるやん」考え込むのを悟られても「うーん?」と顔も見つめてみてもわからなくて。「あははっなんなんどうしたん、百面相なってるで」若干おもちゃのように扱われている。

「…この夏、俺と一緒で楽しくなかった?」

静かに、それでも自信満々のドヤ顔で聞くともくんに。「楽しかったよ、本当に楽しかった。」と答えれば。

「ほんならそれでええやん。来年もあるしな」

 

なんども言葉で伝えてくれることが嬉しいって、わかってるのがずるい。

 

「よし!じゃあ、やろう、ぼくなつ!!」

「ぼくなつやるのは変わらんねんな!?」

 

連休でみっちり夏休みを満喫しました。

 

 

 

 

神ちゃんはどちらかというとインドアだということで、インドアの夏を模索したらこうなりました。ぼくなつ。楽しいです。甘えて欲しい派なので…と考えたら本当にあまえたな彼女になりました。ゲームね、やろう。最近神山くん本人はドラクエかなんかをやってるみたいですね。連日ゲーム、いいことです。

 

 

 

 

 

 

小瀧望

 

 

寝苦しい…あつい…今日はかなりの熱帯夜だけどクーラーになると寒い…。除湿にして氷枕を抱きしめながら眠ってみても、じわーっと背中はあつい。その原因は完全に「あーーあつーー」暑いって言いながら抱きついてる彼のせいで。

「暑いなら離れなよ〜…」「肌ひえててめっちゃ気持ちいい…」冷やした体温をそばから奪われるしまつ。

 

それならと、後ろから抱きつく彼の方に向き直って「?どしたん??」不思議がる望の胸元に氷枕を押し付ける。「つめた!!!!!」驚くままキンキンに冷えた手でほっぺをぱちん。「つめたーーー!!!!」芸人さんみたいなリアクションについケラケラと笑ってしまう。「暑いどころか目まで覚めちゃったよ」

 

と、いうわけで。眠れないのにグダグダするのも、と、一旦起きてソファに座る。冷たいサイダーを手渡すと「あー体の中めっちゃ冷える」とご満悦だ。少し窓をあけて間接照明のなかまったりするとこういうのもいいな。と思う。明日から夏休みだという望に合わせて休みをとったから、この2週間くらいはあんまりゆっくりした時間とれてなかったかも。

夏だから遊びに行こうと張り切った結果なんだけど。

「あしたはバーベキューやろ〜、ほんで明後日は海いってまたバーベキューして夜は花火して〜」

予定…張り切りすぎたような…?「ほんとに全部詰め込んじゃったね」友達もよんで、とはいえバーベキュー二回は相当気合がはいっている。

「というわけで、花火買って来たやん。」

花火の買い出しは望に任せてたけども。

「線香花火、ちょっとやろや」

別袋にたくさん買って来てたのはそういうわけだったか。そんなお誘いにつられて、もう夜中だというのに、お水を用意してベランダにでる。

「昔は好きでよくやってたな〜」どっちが先に落ちるか〜なんて友達とか親とかを付き合わせたり、余ってるのを1人で庭先で黙々とやったり。

それが今は目の前に望がいて。

「綺麗やな〜。」笑ってくれる。

「勝負しよや。負けたら勝ったほうのお願いひとつ聞く、で。」「いいよー?負けないし!」バチバチとなる線香花火から目を離さずにみておくのも、落とさないためのひとつのポイントだよね…と思っていると、正面からの視線を感じる。「なに~?」言葉だけで目線に返事をすると「いや…好きやなあと思って。」

 

ぽとっ

 

「あ!」「落としたな、俺の勝ち!」「ずるい!」急に好きとか言うから。「ホンマにおもったから言ってみただけ。」「…チャラい。」そんなに優しく微笑まれると強くは言い返せなくて。

「じゃあ、キスしてや。」

ちょっとこっちに顔を向けて、唇にトントンと指を当てる。かわいいのかその瞳がいろっぽいのかわからなくって恥ずかしくなってきて。おとなしく目を閉じる姿に覚悟を決めて、えいっとキスをする。

「よくできました。」

頭を撫でられると一気に頬が赤くなるのがわかった。

「あ、あつい…もうはずかしい…!」

「可愛かったで」

 

そのあと寝付けなかったのは本当に暑かったからだよ。絶対。

 

 

 

 

 

 

甘えたいのに、主導権は握りたい小瀧くんに、ぐいぐいひっぱってもらうのを夏だし???やってもらいました。

夏の夜って暑いのに、外はちょっと風がふいてていいですよね。風邪ひかないように気をつけましょう。

 

 

 

9月じゃん…???お仕事の都合でスロー更新ごめんなさい!大学生以外はもうお仕事や学校始まってますかね。癒しになればいいのですが。

秋のテーマもなにか考えたいと思います。薩長同盟に、遠山の金さん…時代劇への出演が!楽しみですね!どちらも先輩がMCだったり主演だったり。どんなふうになるんでしょう?

それでは!