会社の先輩さん。 ジャニーズWEST 小瀧望
この記事は小瀧望くんの記事です。
みなさん
おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
桜前線も徐々に北上し、もうすっかり春ですね。
というかもう暑い日もちらほら。
そんな中以前、会社の後輩くん。として、最年長中間くんをだしたのですが、ならば先輩さんとして小瀧くんを出してみようと考えていたので書いていこうと思います…。
会社の後輩くん。中間淳太くんはこちら↓
19歳で春に新入社員、夏に一児の父を演じたあの頃からもう1年、もうそんな事言ってる間に彼もかっこいい先輩さんになってしまいそうですね。
では、どうぞ〜
また春がやってきた。何もかも初めての職場、やっと仕事をまともに出来るようになったと思ったら後輩ちゃんが出来るのだから1年は恐ろしくはやい。
同じグループデスクには、後輩ちゃんのためのデスクが追加され明日からくるその人を待っているわけだけど…わたしの気持ちとしては「...もうちょっとだけまって…って感じ」
もちろん新人指導の全てをやるわけじゃないけど、初めてだらけを乗り越えたからこそのポイントも必ずあるからと資料整理などの基礎的な日常の仕事面は 2年目が教えるというのが我社の方針というやつらしい。
「おはよ〜。どうしたん」
ぼーっとそんなことを考えながら空席のデスクを眺めていると、向かいに出勤してきた小瀧先輩から声をかけられた。
「いよいよ明日からなんだな〜と…」と苦笑いしながら不安とともに緊張を伝えると
「大丈夫やって。俺もちゃんとフォローするから!去年俺が教えたんやから絶対いける!笑っとかな怖い先輩やおもわれるで(笑)」
なんていつもの明るさで自信たっぷりに返されると、私が不安抱えて1番困るのは、私じゃなく入ってくる後輩ちゃんだと気づく。笑顔で自信もって取り組めばきっと基本は伝わるよね!よし。
「がんばります!」そういう私を待っていたように笑ってくれる。相変わらずわたしをポジティブにするのが上手い。
3つ年上である小瀧先輩は仕事ができる人で。去年1年間外回りなどについて行かせてもらって会話の回し方から息抜きの仕方まで直属で教えてもらった。ほんとにかっこいい先輩で目標。
今日は明日のために流れも確認したし…もう大丈夫!…なんだけど…
「いまからもう緊張してんの?」目の前に置かれたコーヒーに振り返ると小瀧先輩がいて。「…ほんのちょっとだけ…」と本音を言えば
「だーいじょうぶやから、なっ?」
そう言ってポンッと頭に手をのせられた。
さすがに憧れてる人にこんなことやられてしまえば胸のあたりがドキッとはねる。
コーヒー代も受け取らないまま部長と次のプレゼンについて話している顔は真剣で。仕事のできる人だし周りが見える人だから…尊敬…してる。
そしていよいよやって来た新人指導の1日目。
「よろしくお願いします!!」笑顔で挨拶してくれた後輩…くんは男の子だった。
ハキハキしてるし、思ったより緊張は無さそうなので用意した通りに進めていく。「めっちゃわかりやすい!1年上なだけなのにさすがっすね!」なんて言ってもらえると、心の底からじわじわ〜っと嬉しさがこみ上げて…ちょっと口元が緩んでしまう。
顔を合わせて後輩くんと思わず笑いあった瞬間、目の前にバサッとかざされたのは…歓迎会…のおしらせ…?
「これ、今度やるから出欠かいといてな。」
差し出した手に書類を置くと目が合うこともなく小瀧さんはオフィスから出ていってしまった。
「今の先輩同じ部門の人ですよね?」そう聞く後輩くんに「うん、小瀧先輩。仕事ができて周りも見えるすごい人だよ。」と伝えるも「…ふーん」と考える顔はあまり興味はなさそうで。なんとなく様子が変だった気がするし…、復習がてら後輩くんに資料の作成をお願いして追いかけてみることにした。
休憩室で携帯をさわりながら飲み物を飲んでいる姿からは表情があまりみえない。
「小瀧先輩…」おそるおそるの声にパッと顔を上げ「お、お~どしたん?」と言う先輩はいつもどおりの笑顔で。「いや、ちょっと気になって…」 気のせい…だったかも。ちょっと気恥ずかしくなって「後輩くん…一人にしてしまってるので戻りますね」そう背を向けた瞬間響いた
「なあ!」
ちょっとだけ大きな声に振り向く。
「…いや、指導で困ったことあったらいうてな。」
ちょっと困り顔の先輩に「はい、ありがとうございます!」と…いつも見てくれてるからこその言葉ににやける顔を抑えて、後輩くんの指導に戻ることにした。
その日から一週間、後輩くんも慣れてきたし、来週からは外回りの研修に引き継ぐ。
「来週からの研修も後輩くんならできると思うから、頑張って!」自分も成長できたし…と伝えると「ありがとうございます!あ、これどうぞ」と渡されたのはチョコレート。毎日くれるお菓子はもう恒例になっていて。いつもは小瀧先輩と話ながら過ごしていた休憩時間も、最近は避けられてるかのように姿すら見かけなくなった。
歓迎会もある今日は定時退社。みんなでお店に向かうことになっていたけど小瀧先輩は少しだけ残るからと一緒に来れなかった。
「じゃあ新入社員のみんなを歓迎して!カンパーイ!」と部長の掛け声で始まった会は結構な人数で。お酒をあまり飲まない私は入口の前に座りみんなの追加注文を管理しつつ…1時間たってもこない小瀧先輩を心配しながら待っていた。
「あ、せんぱーい!かんぱいしましょ~!」ぼーっとしていた私を引き戻したのは、もうすっかり出来上がっている後輩くん。「いつもお世話になってます!!」といいながら乾杯したかとおもったら「先輩やっぱ可愛いですよね〜〜!」と言いながら近づいてくる。ちょっと距離近い…ねっ?と顔を向ける後輩くんの肩はぴったりくっついている。
「酔いすぎだよ〜、これくらいでお水にしとかなきゃ!ね!」と、離れつつ新しいお冷を渡そうと…して、後輩くんが受け取ったと思ったそばから取りこぼした事に気がついた時には遅かった。
「つめた…っ!」後輩くんにかからないようにと反射的に弾いたカップは当たり前だけど自分の方に。「あっ、先輩すみませ…」と我に返ったような声が聞こえる前にバサッとかけられたもので視界があまり見えなくなった。
「なにしてんねん、ちょっとこい」
そのまま手を引かれてお座敷をでる。頭からかけられたのは自分のより大きいスーツ。店員さんを呼び止めてタオルをもらい手渡してくれたのは小瀧先輩だった。
「とりあえず濡れたとこはそれで拭いて、…コートはあるよな、とってくるわ」
こっちを見もしない、淡々とした声に最近の先輩を思い出してもう悲しくなってくる。
「まっ…て」と掴んだ袖口に振り返った先輩とようやく目があった。
びっくりしたような顔はどんどん歪んでいって、「なんで泣いて…」自分が泣いていることに気がついた。
「あ、れ、ご、ごめんなさ
ギュッと抱きしめられた感覚がボロボロとでてきた涙もぴたっと止めてしまって
「あ~ごめん、まじで、こんなつもりじゃなかってん」
耳元から聞こえてくる声はちょっとだけ震えていた。
「先輩…に、職場で避けられてるみたいだし、目も合わせてもらえないし…そしたら寂しくて、悲しくて…」
もう全部言っちゃえと吐き出したらそっと身体を離されて…そう…だよね、そんな意味じゃないよね先輩は。うつむいた顔をそっと覗きこんでみる。
「はぁ…我慢とか俺らしくなかったわ」
え?と聞き取れない言葉を聞く前に口を塞がれていることに気がつく
「だっさいけど、ずっと嫉妬しててん。仲よさそうやし、俺の知らん姿でさ。でもその言葉は俺のこと好きってことでええよな」
ちょっと顔が赤くて、でも身勝手なほど決まり切った言葉はその通りで。
がんばって頷けば、もう一回丁寧なキスをくれる先輩に、また泣きそうになった。
「正直、笑いあってるだけで無理やから、これからあいつに近づくの禁止な(笑)」
この後抜け出したかどうかはもう想像にお任せします…
この下書きもう半月書いてたんですけど、2回消えて泣きそうになりました(笑)
こだわっちゃって何だ物凄いことになっちゃいましたが、、、
やっぱり推しって難しい!!!
とくに年上っぽく頑張る小瀧くんに頭を抱えました(笑)
でもあの可愛さを失っては行けないので、ラストはすこし可愛らしく。
優しい優しい、でも独占欲のあるかわいい自分だけの先輩っていうのがあるといいな、と思いました。
はーー!久しぶりでごめんなさい!!
この間にやろうと思っていた記事は時期を過ぎてお蔵入りになりました(笑)
でも書きたいネタは見つけたので、また書いていきます〜!
それではまた!ありがとうございました!